育ての親より産みの親? 幼き頃別れ別れになった兄弟が今、デパートの屋上で邂逅するが・・。
ものさし舞台が人と人の心の、本当の距離をまざまざと見せつけた。
「気付いてはいたんだ。都合良すぎるからね。」
「あなたがわからない・・、あなたが・・わからない・・。わたしとあなたの間にあるのは、”写真”だけ・・」
僕は君の前にいるのに。こうして目と目を合わせて話ができるのに! でも君は僕の前に居ない。
普通に過ごす。普通に生きる。そんな、変化を畏れる閉じられた世界なら、あなたはあなたじゃなくても良いんだよ。
もう夜などないのだから、全てを見せます。
劇団 満漢全席、初の外部シナリオ公演。 演目は「スケッチブックボイジャー」。演劇集団キャラメルボックスの作品です。
泳ぐ人は軽やかに、期待みなぎる手を伸ばす。沈む人は無自覚に、底無き底へ沈み行く・・。
満漢全席のこの夏の公演は、柱状化社会をバックに自意識の底へ沈んでいく男の話。動くことが出来ない男。無責任に干渉し合う人々。あなたは、どう生きますか?